1st demo CD 「ポキート/憂慮するゴースト/末端冷え性」

by Take my umbrella

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      ¥300 JPY

     

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released February 24, 2013

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about

Take my umbrella Tokyo, Japan

2012年12月結成。
渋谷・下北沢を拠点に活動する4ピースバンド。

「辛さや悲しさは、雨の様に不可避なもの。だからせめて、
傘を差し伸べられるような音楽を。」という想いを込め、
"Take my umbrella(傘をどうぞ)"と命名。

現実と非現実の中で起こる、
切なくも前向きな物語を軽快なギターロックに乗せ、
独自の世界観を表現している。
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Track Name: ポキート(Vo:Makino ver.)
眠らない街 あぁ、夜だってのに忙しいサイレン
眠りたい僕なんて、お構いなしなこの街が嫌い。

眠れないからまた、暖かいベッド這い出して
あてもなくふらふらと 星の見えない街を歩いた。

真夜中2時25分。
やたら長い信号を待つ三叉路で、
黒い悪魔と目が合ったんだ。

遠くでまたサイレンが鳴いて
乾いた空に響く
3度目の青信号を見逃してもまだ、
歩き出せないままで。


怖くはなかった とても綺麗な目をしていたから。
その黒い塊が、他の人には見えない様で

恐る恐る触れたその身体は
暖かい夜の匂いがした。

抱えた憂いが消えていくのと比例して
黒くなるその身体。
今更、僕は気付いたよ、
君は僕の中にずっといたんだ、と。

優しいその手が、零れた涙を
千切って飲み干していく。
ずっと嫌いだったこの街も、日々も
少しだけ、愛せそうさ。

どこかで夜が明ける音がして、
朝日に溶けていく黒
君はもう見えなくなって
目の前には、12回目の青信号
僕は今、足を踏み出した。
Track Name: 憂慮するゴースト(Vo:Makino ver.)
いつも頭ん中はさ、
君に伝えたい言葉だらけさ。
この気持ちを何と呼ぶの?

「どんな言葉で伝えよう?」
そんなこと考えてる間は、
悲しい事、何もないみたいで。

紛らわしても、泣き腫らしても、
残酷に現実は流れた。
僕の心臓は 止まったままで。

君のそばにずっといたいから
この身体を全部 捨てたことにしよう。
君が少しでも思い出してくれるなら、
それだけで、良いから。

思い残すことばかりさ。
君を一人にしてしまったこと。
酷く泣かせてしまったこと。

「どんな言葉で償おう。」
そんなこと考えてみてもさ、
無駄なことは分かっているのに。

声はもう届かない
だから心を千切って、飛ばすよ。

数センチ先に君はいるのに
この手はその距離を越えられなくて
分かってたのになぁ。
あぁ、もう行かなくちゃ。

ずっと忘れないで欲しいから
さよならは言わないことにしよう。
君と僕と世界 その真ん中でいつか
もう一度、出会おう。
Track Name: 末端冷え性(Vo:Makino ver.)
「寒くなったね」君が言ったんだ。
気付かなかった、そう言えばそうだね。
空見上げる君の隣
僕は違うこと考えていた。

春も夏も秋もずっと、手を繋いで歩いたけど
冬になって冷えた僕の手
そろそろ手を離さなくちゃ。

君は指先に触れて「冷たいね」って呟いた
少し寂しそうな声 気付かないふりしていたんだ。

君の冷えた右手を 温めることもできないから
なんかちょっと情けなくて。
これだから冬は嫌い。

せめて冷えた心は温めてあげたいと思うのに
なんで、優しい言葉一つさえ、かけてあげれないんだろう。


「元気でね」って君が言ったんだ
君は最後まで優しかった。
きっと無理して笑ってたんだね、
ごめん。

気付くのが遅かった 耳の奥で弾ける音
大事なもの 壊れてしまった。
元にはもう、戻らないんだろう。

言い訳ばかりを並べて
冬のせいにして、逃げた僕を
どうしてあの時、許してしまったの?
君の優しさが、今でもまだ、滲みるよ。

痺れるほど悴んで、
痛いくらい君が残っていて。
温かくて、苛まれて、
これだから、冬は嫌い。

春が来てもこの思いは、
染みついたままで溶けないんだろう、
いつか、また君と出会うその時までは。

その時、が来ないことくらい、
わかってる、けど。